本記事では、スタートアップが税理士や税理士法人に依頼すべき理由ついて詳細に記載しております。具体的に、税理士を探すにあたって、どのようなサービスだとどのぐらいの費用が適正なのかについて記載します。
本記事を読んでいただくことで、税理士をつけるかどうか迷っている方が、税理士と相談できる内容を明確に理解するとともに税理士と契約する際に適正な費用の水準を理解し、税理士を選ぶ判断軸を得ることができた上で、税理士と契約するかどうかを判断することができるようになります。
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スタートアップが税理士法人・税理士へ依頼すべき理由
スタートアップとは?
スタートアップとは、創業まもない会社で、先進的なアイデアや技術を活用して、新しい市場を創り出すような企業のことを指します。一般的にスタートアップと言えば、外部の株主から資金調達を行い、IPOを目指すことが多いです。外部の株主には、エンジェル投資家と呼ばれる創業間もない頃に創業者に対して出資する人々や、ベンチャーキャピタルと言ってある程度スタートアップの規模が大きくなってから投資をするプロの投資家もいます。
税理士と税理士法人の違いについて
税理士と税理士法人の違いはなんでしょうか?税理士の集まりが税理士法人と考えるのがわかりやすいです。税理士は単独で税務サービスを提供することが可能です。税理士法人は2名以上の税理士によって法人化された税理士事務所で、一般的には税理士単独で運営する事務所よりも規模が大きくなります。
税理士事務所の規模によって、サービス提供の対象となる企業の規模も異なってきます。税理士事務所が小規模であれば一般的には相手の企業も小規模になりますし、税理士事務所の規模が大きくなるにつれて、規模の大きい顧客が増える傾向にあります。
スタートアップに税理士・税理士法人は必要か?
スタートアップに、税理士もしくは税理士法人は必要でしょうか?結論から申し上げると、スタートアップは創業時から税理士もしくは税理士法人が必要だと考えます。
スタートアップは短期間で規模を確定させる必要があるため、時間との勝負です。その中で記帳や税務業務に時間を使うのはリソースが勿体無いため、よほどの理由がない限りは税理士もしくは税理士法人を活用して、本業へ集中すべきだと思います。
税理士・税理士法人がスタートアップ向けに提供するサービス
税務顧問
スタートアップに対して日々の税務アドバイスを提供するサービスです。
決算・年末調整
決算書の作成や、従業員の方の年末調整を行うサービスです。
会社設立支援
他の士業と連携して、会社設立時に関するサポートを行うサービスです。
創業融資・資金調達
創業時の資金調達や、銀行からの融資に関するサポートを行うサービスです。
記帳代行
日々の帳簿作成を行うサービスです。
確定申告作成代行
顧客の確定申告書の作成代行及び提出を行うサービスになります。
クラウド会計導入支援
顧客がクラウド会計を導入するにあたっての各種アドバイス・コンサルティングを行うサービスです。
社労士など他士業との連携
スタートアップにおいては、税務以外にも労務や登記など各種専門性が必要な業務が発生します。普段関与するのは税理士が時間的に多いため、税理士が中心となって各士業と連携できるとスムーズです。一定規模以上の税理士法人においては、社労士や司法書士を中で抱えており、トータルでサポートできることが特徴です。
スタートアップにとってどのような税理士が良いのか?
創業期に強い税理士か?
創業期に経験を持つ税理士の方が、各種アドバイス面で安心感があります。
スタートアップに詳しいか?
スタートアップの特徴や特有の論点に詳しい税理士の方が、より的確なアドバイスが可能となります。
IT・デジタルに強いか?
スタートアップの場合、一般的にはITツールを中心に業務を行なっていますが、それに対応できる税理士かどうかは非常に重要です。
スタートアップに強い税理士
スタートアップに強い税理士にはどのような方がいるのでしょうか、インターネットの公開情報で検索した結果も踏まえて下記に記載をしていきます。
Gemstone税理士法人様
まずは、Gemstone税理士法人様です(https://gemstonegroup.jp/)。税務顧問や確定申告のみならず、スタートアップ支援、連結決算開示支援、クラウド会計導入支援など、スタートアップのニーズに対応した幅広いサービスを提供されています。
植村会計事務所様
次に、植村会計事務所様です(https://plagger.org/)。30代の税理士ということで若い税理士の方が対応されます。所得税・法人税・消費税の確定申告や税務相談はもとより、全国対応で、かつ事業計画の策定やKPI管理などの管理会計にも詳しい方です。
堀江税理士・公認会計士事務所様
続いて、堀江税理士・公認会計士事務所様です(http://www.startup-partners.jp/)。記帳代行や確定申告だけでなく、資金調達や起業・会社設立支援、経理代行などスタートアップ企業のニーズに合ったサービスを幅広くお持ちです。
宮嶋公認会計士・税理士事務所
最後に当事務所になりますが、宮嶋公認会計士・税理士事務所です。(https://tax-miyajima.com/)。当事務所も、確定申告や記帳代行などの税務サービスのみでなく、外資系経営コンサルティング会社やCFO経験を活かした、経営コンサルティングサービスおよびDX・デジタルに非常に強みを持っている特徴的な事務所になります。
まとめ
以上のようにスタートアップにとって税理士は必要かについて記載してきました。こちらの記事を参考にして、ぜひ税理士選びのサポートとしていただけると光栄です。
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この記事の作成者 宮嶋 直 公認会計士/税理士 京都大学理学部卒業後、大手会計事務所であるあずさ監査法人(KPMGジャパン)に入所。その後、外資系経営コンサルティング会社であるアクセンチュア、大手デジタルマーケティング会社であるオプトの経営企画管掌執行役員兼CFOを経験し、現在に至る。